奥多摩周回 都民の森〜小菅村〜松姫峠〜猿橋から八王子へ

とりあえずロングライドでもしようかと思い立ち、行ってきました。飯能か奥多摩か迷いましたが、飯能は翌日走る予定だったので奥多摩へ。


あきる野にクルマを停めて自転車を組み立て出発…と思いきや、リアタイヤの空気が入らない。チューブを外すと穴が。NUWA-。貴重なラテックスチューブが…。手元のシュワルベブチルに交換。気を取り直して行くか…と思いきや、カーボンボトルケージが1つ折れている。NUWA-。貴重なSWIFTロゴ入りカーボンボトルが。これは…走り出す前からイヤな予感しかしない!


五日市からいつも通りの桧原村へ進む都民の森TTルート。7時過ぎですが既に暑さが忍び寄る。装備はR-SYS両輪に戻しました。富士HCを含め最近は調子が上がっている感じがあるのでPBを出すつもりで頑張ってみましたが、結果52:45。PB20秒落ちくらい。あまり手を抜く場面は無いつもりでしたがもう少し、旧料金所からの追い込みはさらに頑張れそう。暑さと疲労でゴール後は汗がダラダラ出ていました。



奥多摩湖の橋は工事中でした)


小休憩のち、峠頂まで登り奥多摩湖側へ降りる。そこから西の小菅村へ。のどかな山間風景が続いて癒されます。ただし気温は30度近くを指している。小菅村には去年できた道の駅があるのでそこで休憩。意外と(失礼)沢山クルマが停まっていました。アスレチック施設があるので子供と遊ぶのに良いのかもしれません。ソフトクリームとフランクフルトを補給し、南へ。ここからは鶴峠と松姫峠の二択ですが、後者を選択。昔一度だけ登ったことがありますが結構タフな峠だったと記憶しています。峠のスタート地点には『通り抜けできません』の看板がありましたが、クルマじゃ通れないけど自転車ならいけるみたいな状況に期待して登ってみました。駄目なら戻ればいいし…。ちなみに松姫峠は武田信玄の娘であるプリンセス松姫が織田の軍勢から逃げる際にこの峠を越えたというのがその名の由来らしいです。6.6km,480m,7.3%のなかなかタフな峠。お姫様よくこんなところを越えたな。木々が多いタイプの峠なので日陰が多くあまり暑さは感じません。すげぇキツいみたいな箇所がない分、あまり休める斜度もなくて地味に厳しい。31分くらいかけて到着…そして通行止め。NUWA-やっぱり。泣きながら来た道を引き返しました。

(お師匠直伝体育座り)


改めて正攻法ルート、松姫トンネルを南へ抜けます。昔来たときはまだ工事中でしたがいつのまにか完成していた。およそ3kmあるので自転車だとちょっと怖い。最初は歩道を(やむなく)走っていましたが、狭くて逆に危ないのでクルマが来ないのを見計らって車道で踏み込み一気に走破。交通量がかなり少ないお陰で一台も来る事なくトンネルを突破できました。トンネルを抜けるとほどなくして深城ダムが見えて来ます。ここの公園にあるオベリスクはなかなか迫力があってよろしいです。


(迫力があるのでなかなかオススメです)


ここから南下すると猿橋へ。20号を八王子目指して戻ります。時刻は昼過ぎ、現在100kmほど。交通量が多い20号は怖いですがこれ以外にルートがないから仕方ない。ただでさえ暑い時間帯なのに、クルマの排気でさらに暑くてなかなかに厳しい。たまらず鳥沢のセブンイレブンで昼食とガリガリ君を補給し、スポドリと凍ったカルピスで後半戦に備えます。ここから基本は下り基調ですがときおり登りもあって油断できない。ただ脚はけっこう残っている感じがあって、体力切れの心配はなさそう。それでも熱中症は体力とは無関係に怖いので疲れを感じる前にもう一度くらい休んでおきたいところ、1時間ほど走り相模湖についたので迷わず休憩。水場があったので頭から水を被り手足を濡らしてクールダウンしました。助かった。コンビニで買ったおにぎりを食べてもうひと踏ん張り。


最後の峠である大垂水峠を無事越えて高尾へ到着。そういえばここの近くにフォロワーさんが経営されている洋菓子屋があったと思いたち、行ってみました。パティスリーデュポンタン

先週の富士HCにも出場されていたのですが、会場ではあいにくご挨拶が出来なかったので改めてご挨拶。焼き菓子をいくつか購入しました(美味しい!)。次はケーキを買いに行きたいです。イートインもあり、自転車ラックも完備しているので自転車乗りにもオススメです。


そんなこんなで終わってみれば151km,UP2,690mのなかなかタフなライドになりました。当初の予定では暑さ極まる前にサクッと戻るつもりが…。走行時間6時間ジャストでAv.25km/hをわずかに越えたので獲得標高を考えるとまぁまぁ良いペースを保てたかなと。UltraVoxをロングライドで乗るのは初めてでしたが、最後まで脚を残せている感じがありました。後半でダンシングを多用しても脚攣りもなく、膝も痛くならなかった。もっとロングでも行けそうでこいつはなかなか楽しみです。

猿橋の田園風景)


(本日のルート)