都民の森〜裏和田峠へ

もてぎエンデューロで2日間力尽きていたのでリハビリのため山に行って来ました。


7時前に秋川からスタートし、戸倉セブンで補給。昼は暖かくなりそうですが、今の時間はかなり寒く、インナー2枚着込んでもなかなかの寒さ。おにぎり2個買うとハリポタのマフラータオルが貰えたのでさっそく首に装備しました。2日休んだだけあって、脚の調子は悪くない。


檜原村役場の交差点からTT開始。20kmちょいの都民の森単独TTです。上川乗までは18分ほどでしたが信号ストップ。そこから鋭いアップダウンが続きます。時間帯のせいかローディはいないものの、紅葉狩りと思しきクルマやバイクはそこそこ走っていました。旧料金所から2kmほどは最後のがんばり区間ですが、脚より先に息があがってしまいなかなかスピードを上げられない。都民の森駐車場ゴールは53:30。一ヶ月半振りの峠にしては悪く無いタイムですが、ベストより1分以上落ちでした。紅葉はところどころ観られましたが、もうちょっと先ですかね。


9時になり峠頂の道がオープンしたのでとりあえず標高最高点まで登り直して、下りに差し掛かったところ、同じショップのKさんが登っていたのでUターンして一緒に登りました。来週の沖縄に向けて調整していたようです。都民の森駐車場で談話して別れ、自分は帰路へ。…のつもりが、上川乗の信号でなぜか右折し上野原方面へ行く事にしました。一本登っただけではつまらない。


栗坂トンネルからダウンヒルし、20号へ抜けようかと思いましたが、あえて522へ。行った事のない道ですが、行った事のないほうが面白い。面白いといいつつ、アップダウンが多くなかなか辛いものがあります。ただ、思ったより脚は残っているので、ゆるゆる踏んでいきます。そして初めての和田峠(藤野側)へ。


(裏)和田峠は標識によると5kmほどのようですが、かなり斜度がきつい。普通に2桁%の斜度が出てくるし、標識もなかなか絶望する表示。とりあえず登るのが精一杯で、インナーロー使いまくり、タイムを気にする余裕もなしで峠頂ゴール。きつかった…。和田峠から八王子方面へ抜けるダウンヒルも初めてでしたが、こちらもかなり斜度が鋭く、道も狭くて怖かったです…。ただ、こちらもなかなか登りがいのありそうなルートだったので、いつか挑戦してみたいものです。



無事にダウンヒルをクリアして八王子へ帰着。下界はなかなか風が強かったようでした。103km,UP2200m。思いのほかガッツリの峠巡りになってしまいましたが、景色も気候も気持ちよかったです。

第13回 もてぎエンデューロ 4時間ソロ

今期最後(予定)のレースである、もてぎエンデューロに出場してきました。


<結果>
順位:ソロ13位/639人くらい  
タイム: 4:01:18(35周)
平均速度:41.3km/h
平均心拍:160bpm
平均ケイデンス:94.4rpm
Average Power:187.4w
Normalized Power:216.8w


<スペック>
フレーム:Swift Carbon UltraVox (2015)
コンポ:Dura-Ace 9000系
車輪:Zipp 202 Firecrest Clincher
その他備品:パイオニアペダリングモニター、ボトル2本
重量:7.2kgくらい?
朝食:サンドイッチ、おにぎり2つ、チーズケーキ
ドリンク:CCD+電解質パウダーのミックスで1本、メダリスト9000で1本
補給食とサプリメントアミノバイタルゼリー、トップバリュローヤルゼリー、梅丹赤、マグオン(カフェイン入り)、カーボショッツ、クリフショッツ、2run4つ


<〜前日まで>
土曜日に荒川 100km練、翌日曜は体調不良のためフルレスト、月曜ローラー、火曜水曜フルレスト。日曜の体調不良から水曜まで頭痛薬と葛根湯を飲んでなんとか凌ぐという有様。当日の予報は雨。体調管理も実力のうちですが、どうにもテンションが上がらない感じです。レストが多かったのと、3日前からグリコーゲンローディングをしたので脚の体力だけは満タンか。カフェインも1週間前から抜いて過ごしました。


<当日朝〜スタート>
4時起床。寝たような気がする。若干手足が怠いものの、準備をしてサーキットへGO。予報とは裏腹に雨は止んでいて雲も切れていました。6時半に到着し、受付を済ませて試走へ。何度も走ったこのコースですが、やっぱり気持ちいい。コースの写真を一通り取りながら走り1周、本試走(?)を2周しました。路面はウェットですが晴れているのでスタートまでには乾きそうな予感がします。


今回はZipp 202 Firecrest Clincherを初めて両輪に装備。荒川で何度か走った感じだと、風にやたら強い印象。横風に押されることもなく、それなのに高速域ではきっちり空力が効いている。タイヤはレース定番のContinental GP4000SII。ウェットな路面でのカーブでもまったく不安なく曲がれていい感じです。


試走後に補給食をチョイスし、ほどなく整列時間になりました。早めに並び、前から4番目くらいを無事にゲット。整列中にフォロワーさんのあるどらさんとご挨拶。天気は快晴、やや風が強し。気温もそこそこ高く、夏ジャージで大丈夫そうです。7時間組みの2分後にいよいよスタート。

(試走にて撮影)


<スタート-1;00>
もてぎ名物・長い坂を越えたところでリアルスタート。一気に活性化する集団。遅れないように早めに反応しついてきます。エンデューロは序盤がとんでもない大集団のため、落車の危険が高いです。周りをよく見ながら走らなければ。その2周目の長い下り中、自分の真ん前で落車発生!NUWA-。咄嗟に左へ回避。自分は集団の一番左側に陣取っていたのが幸いしました。コース淵の縁石を越え芝生エリアへ突入。そしてそのままコース内にもどり集団へ復帰しました。今日のベストパフォーマンスだったかもしれない。いや本当に運が良かったです。

(試走にて撮影)


そんなアクシデントがあったものの、ずんずん進む大集団。春の大会では集団後方でのほほんとしていたらいつのまにか集団が分断されてしまったので、今回は常に前目にポジショニングするように心がけました。基本は集団外側へ位置し、スピードが緩くなる場面や長い上り坂エリアで外からポジションを上げる。あとはこれを力尽きるまで繰り返すのみ。

(試走にて撮影)


1時間が経とうという頃、足裏が攣りはじめる。NUWAー。レース前に飲んだ2runはなんだったのか。というか体力不足か。ちょっと早めに2つ目の2runを投入。先行きに不安しかない。

(試走にて撮影)


<1:00-2:00>
強烈に強度がかかる場面もなく、どちらかというとほのぼのと進む大集団。1時間半をすぎたころ、早くも太腿が攣りそうな兆候が見え始めます。下りではかなり足を休めているのですが、早すぎる。体力不足か。Mag−Onと、ちょっと早めに3つめの2runを投入。

(試走にて撮影)


<2:00-3:00>
Mag-Onと2runのダブル処方が効いたのか、なんとか攣り兆候が収まる。脚はまだ元気で、呼吸も安定しているのでまだ食らいついていけそうでした(過去形)。そんな2時間半くらいしたころ、集団前方でアタックがかかり活性化。NUWAー。何周かのあいだ、集団が伸び縮みするためかなり脚を使う。ふるいにかけられている…ここで頑張らなければ。と思っていたら、最前方の6人+ゲストライダー数名がするっと抜け出して先行。後方のおれたちはすぐに追…えない。アタックが決まってしまいました。おれたち第二集団も追うのか追わないのかはっきりせず、一緒にいたゲストライダーさんが牽いてくれててもどうにもシャキッとしない。そうこうしているうちに45秒…1分と広がる差。統率が取れておらずスピードが安定しないままずるずると走ることになってしまいました。こうなると脚の消耗が激しいです。ローテーションもうまく回りません。

(試走にて撮影)


そして4時間目を前に左太腿が一度攣ってしまいました。だましだまし走るものの、痛みのせいで体力も削られていきます。


<3:00-フィニッシュ>
じわじわと強度が上がっていく集団。自分はついていけず切れてしまい第三集団になってしまいました。4時間目に投入した最後の2runのおかげと、それほど強度の高くない第三集団にいたおかげか脚はまだそこそこ回る。ただ、どうも調子というか、パワーが乗らない。補給を失敗したのだろうか…。後方から7時間のトップ集団(?)が来たので合流します。これでちょっとは楽…にならない。この集団も速い。NUWAー。ほうほうのていで着いていくのが精一杯という有様。これがエンデューロでHP0になったものの末路か。最終周回でもパワーが乗せられず、脚はいつでも攣る準備OKなのでスプリントもできずゴール。ゴール後は脚の疲労よりも頭がクラクラし、フラフラしながら駐車場へ戻りばたんきゅー。こんな疲労の仕方、今までなかったのでちょっと焦りました。おそらく体調不良と、若干のハンガーノックだったと思います。


<エンディング>
速攻でプロテインとコーラを補給し、なんとか身体は落ち着きました。落ち着いてリザルトを確認すると13位。もっと抜かれてたと思っていたので、思ったより順位は良かったです。コンディションと仕上がりの悪さを、機材で補った形でしょう。春の68位からは大幅に挽回できたましたが、去年の秋とまったく同じという。

その後はあるどらさん、フォロワーさんのチェレステさんとお会いし談話。お二人とも久しぶりにお会いできたので楽しかったです。ありがとうございました!


書いているとネガティブな記録にように見えますが、今回のレースも本当に楽しかったです(2時間半くらいまでは)。こんなに幸せなことが他に存在のかというくらい。たぶん出場するレースの中ではもてぎエンデューロが一番好きかもしれません。これからも春・秋と出場し、次こそは着に絡めるよう頑張りたいです。

(試走にて撮影)

第6回 まえばし赤城山ヒルクライム エキスパート

群馬県赤城山を登るヒルクライム大会に出場してきました。


<結果>

    • 順位:エキスパートクラス19位 / 260人くらい
    • タイム:1h05m03s
    • 平均速度:18.9km/h
    • 平均心拍:175bpm
    • 平均ケイデンス: 82.8rpm
    • Average Power:266.1w(高めに出てる疑惑)
    • Normalized Power:273.6w(高めに出てる疑惑)


<スペック>

    • フレーム:SWIFT Carbon UltraVox Ti(2015)
    • コンポ:Dura-Ace&9000系
    • 車輪:F R-SYS(Continental Supersonic), R ZIPP 202 Firecrest Carbon Clincher(Panaracer L Evo3)
    • その他備品:パイオニアペダリングモニター、ボトル(CCDドリンク)
    • 重量:6.8kgくらい?
    • 朝食:おにぎり2つ、サンドイッチ
    • サプリ:Vespa,2run,アミノバイタルゴールド
    • 補給食:Mag-On(カフェイン25mg入り)


レース前日はまえばしクリテリウム(市街周回レース)があったので観戦のため昼前に会場入り。ショップのkさんが出場していたレースがちょうど終わったタイミングで合流し、さらにツイッターのさんにえさんも合流し3人で観戦。クリテリウムは周回のため、選手が走るのを何度も見られるので観戦していて楽しいです。観戦後はさんにえさんと受付を済ませ、前橋駅前で夕食…を食べようと思ったらぜんぜんお店がない。NUWAー。kさんが見つけてくれたビッグボーイで夕食。3人で話していたらいつのまにか20時前になっていたので、明日の朝食を調達するためにコンビニへ。おにぎり・サンドイッチ・パンの棚がスッカラカン。 NUWAー。自分たちと同じように明日のヒルクライムに出場する参加者が買っていったのでしょう。その後違うコンビニで無事食料調達できてなんとか事なきを得ました。ホテルに着いて22時頃就寝。



疲れからか、目覚まし設定の4時まで熟睡。自分にしては珍しい。ホテルにクルマを置いたままにできたので、自走でスタート会場へ。雲はあまりなく、快晴といってもいいくらいの天気。kさん、さんにえさんと合流しスタート時間まで喋って待つ。お二人は年代別、自分はエキスパートクラス。なぜだ。じつはエントリー時にクラスを間違えてました。そしてそれに気付いたのはレース2日前。明るい未来が見えない。まぁ年代別だとしても千切れるまでついていく基本戦略は変わらないので、まぁいいか、死ぬまでの時間が多少早まるだけだと腹をくくりました。会場ではツイ友のモカさんご夫妻とお会いできたのでご挨拶。モカさんもエキスパート初出場らしいのですが、自分のようなうっかりではなく自信を持っての参戦。カッコいい。


本日の装備はフロントR-SYS, リアは新兵器 ZIPP 202 Firecrest Carbon Clincher。脳筋なのでテストなしのぶっつけ実戦投入です。ヒルクライムよりもむしろロードレースやエンデューロ用途で買いましたが、うっかり今日に間に合ってしまった。リアだけにしたのは、フロントはなんとR-SYSのほうがわずかながら軽かったことと(なぜ下調べをしなかったのか)、下山に不安があったためです。会場まで走った感じでは、かなり軽やかに回せるなーというフィーリング。


アップはしていないので少々身体が重いも、体調そのものは悪くない。ただし乗鞍からまともな山練は一度もなし。エキスパートクラス。人外な方達が跋扈する魔界にただの人間が戦えるのだろうか。そんなでスタート。


エキスパートはグロスタイム形式のためみんな同じスタート時間になり、着順がそのまま順位になります。なので前にいた方が若干有利。ちょっとでもそのアドバンテージを得るべくスタート直後にせこせこと前にポジションアップ。でも計測開始地点はどこだろう。NUWA-。よくわからないので適当な場所でサイコンもスタート。最初は多少緩めの斜度がひたすら続くため集団にいるのが絶対有利です。前10番手くらいまでポジションをあげてキープ。序盤のペースは思ったより速度は速くなく、どうやら即死は免れた模様。アタックをかけた人たちが数名いるも、ほどなくして吸収されたりどうこうしているうちに結構進んでいる。10分ほどして後ろを振り返ると、まだ結構な人数が集団になっている。そしてじわじわと、本当にじわじわときつくなってくるペース。赤城山のコースは斜度の変化がほとんどなく、それでいて進むにつれて段々斜度が上がっていくビルドアップ方式です。斜度がきつくなっていくのに先頭のペースが落ちない。じわじわ削られていく脚。心拍もいつのまにか180を指している。だんだん水温が上がっていく鍋に放り込まれたカエルのような気持ちになります。


そしてスタートから20数分の時点。ほんのちょっとずつ、自分と集団との差が開いていく。もうちょっとパワーがあればついていけるのに…。くやしい。そのとき集団は20人くらいだったでしょうか。おれはもうだめだ…あとは後ろの方達、おれの事はいいから前に進んでください…さようなら…。と思って後ろをみると誰もいない。これはまずい。一人旅パターン。どれくらい踏めばいいかペースがよくわからなくちょっと焦るも、心拍数を一定に保つ走法でいくことにしました。1人でぼっち走していると、後ろから『リョウテンさんですか?』と声をかけていただく。フォロワーさんのmatさんでした。そのままmatさんについていく。これは良いペース。とても…有難うございます。その後もう1人、上がってきた方と合流し3人旅に。斜度が緩い場面でお二人がしっかりペースを保ってくれるのでタレずに走れました。3人で抜きつ抜かれつ併走しているうちに残り2kmほどに。ここからmatさんがペースアップ。ぬわー。がんばってついていく。残り500mほどは開けた直線になっており、苦しいながらもテンションが上がる。ここで最後のアタックだーと思い全力で踏み込む。なんとかお二人をパスしつつゴールできました。お互いの健闘を讃え合うも、65分はギリギリ切れなかった様子でちょっと(´・ω・`)。でもヒルクライムでスプリントフィニッシュは気持ちよかったー。空も快晴ですばらしい景色。ゴールの天気がよいヒルクライムは最高です。下山荷物預かり所へ向かってほどなくしているとkさんとさんにえさんもいらっしゃったので3人で下山。さんにえさんはぼくより13秒ほど速く、65分を切っていました。流石です。



リザルトは19位。初めてのエキスパートにしてはそれほど悪くない結果でしたが、65分は切っておきたかったので地力が足りませんでした。また今回先頭から千切れたとき、じわじわと離されていってしまったので、あともうちょっとパワーがあれば…とかなりの悔しさが。ベースをもっと鍛えなければ。ともあれ、レースはレースでめいっぱい楽しみました。コースの要所で激励の看板があったり、警備を含めスタッフの方達もひじょうにフレンドリーで地元密着の温かさを感じました。会場のグルメも充実しており、つい食べ過ぎてしまうほど。また参加したいと思える大会です。

2016 秩父宮杯 市民A

自分にとっては3回目の秩父宮杯。今回はランクを上げて市民Aの部に臨みました。


<結果>

    • 順位:11位 / 62人完走
    • タイム:1h11m54s
    • 平均速度:35.8km/h
    • 平均心拍:168bpm
    • 平均ケイデンス:93.7rpm
    • Average Power:191.6w
    • Normalized Power:247.0w

<スペック>

    • フレーム:SWIFT& Carbon& UltraVox Ti(2015)
    • コンポ:Dura-Ace&9000系
    • 車輪:EQUINOX SP50 & Vittoria Corsa Evo III
    • その他備品:パイオニアペダリングモニター、ボトル(CCDドリンク)
    • 重量:7.0kgくらい?
    • 朝食:おにぎり2つ、サンドイッチ、チョココロネ
    • サプリ:Zen虎,2run,アミノバイタル
    • 補給食:Mag-On(カフェイン25mg入り)


3回目の出場となる本大会、今回は無謀にもBからAへランクアップして臨みました。無慈悲にも雨予報だったので、少しでもリスクを減らすべく前日受付ついでに下りの試走。鋭いカーブが2カ所程あり、路面がドライでもそこそこ怖いのに雨が降ったらどうなってしまうの…。飯能に宿をとったので、近場で夕食を食べて22時ころ就寝。


あまり眠れず6時頃起床。外は厚い雲。予報も変わらず雨で、テンションが上がらないまま秩父へ。現地が雨なら即DNSだったのですが、着いてみると曇りで、ときおり雨粒がパラつくもののなんだかギリギリ保ちそうな予感がします。テンションはイマイチながら自転車を組み立てて会場へ。会場ではショップメンバーのKさんと、ツイ友のチェレステさんとお会いできたのでご挨拶。共にAクラス、お互い最後まで生き残りたいものです。柄にも無くお腹が痛くなってしまい、開会式をほっぽりだしてトイレへ。ちょくちょくパラついてくる雨にビクビクします。レースが終わるまでは保ってほしい…。とにかく平時以上に、いのちだいじにをモットーに。ちなみに今回の装備は両輪50mmディプーリムにしました。硬いので後半脚に来そうですが、自分の脚力(のなさ)を考えると、平地と下りの空力は捨てがたい。


10時に号砲が鳴りスタート。最初は周回コースに入るまでパレードラン。とはいえそこそこの速度が出るので油断ならない。スタート時は80人くらい?の中やや前くらいに位置していたので、隙をみて前方へポジショニング。低かったテンションも、走り始めると上がって来ました。集団走行楽しいなー、レースじゃなくてもやりたいなーなど暢気な事を考えながら走っていました。周回コースに入り、一旦ストップしてからのカウントダウン。そしてリアルスタート。


スタート地点からすぐ最初の登りに差し掛かります。秩父宮杯の最大の難所であり勝負どころがここ、登り→下り→すぐちょっと登り返し→下り、という登り2つの区間。これを周回で計4回繰り返します。ここをどう捌くか。自分は平地より登りのほうがまだやれるので、ここで前にポジションを上げて行く作戦。最初は15番手くらいで山頂通過。そして恐怖の下り。カーブが鋭いのでなるべくインに入りやり過ごします。さすがに下りでは集団はばらけましたが、2つ目の下りを終えて平地になるとまた再び集団化してプロトンで進みます。思ったよりペースも上がらず、集団内ならサイクリング風味。これは有り難い。次の登りまでにしっかり脚は回復できそうです。ただ、先行してスタートした高校生クラスがときおり落ちてくるので、ちょっとヒヤっとする場面も。また、集団内で前にいても、油断するとみるみる順位が落ちていってしまうので、隙をみてこまめに前に出直すようにしました。


2周回目のアップダウンも無事に捌き、3周回目の登りでは2番手くらいで通過し最周回。意外と集団ペースが上がらない。自分にとっては有り難いけれど、これでいいのだろうか…みんな脚が残ってるんじゃないか?このころ自分は10番手くらいでしたが、後ろを振り返るとけこうまだ沢山残っている。長い平地直線に差し掛かるあたりで、2人の逃げが発生。カッコイイ(羨望の眼差し)。しばらく眺めていると、意外と追いつかない…というか差が開いていく?なぜか容認しているようなので(のちのち考えると逃げを送り込んだチームの作戦でしたね)、自分もそのまま集団内でアンブッシュ。逃げは一旦忘れて、自分の走りに集中。このポジションを保てればそこそこ行けるはず。登り手前ではみんなが前方へ殺到しちょっとコワイながら、集団外側に位置取りながら最後の登りへ。


さすがに4回目ともなると脚に来る上に、集団も登りペースが上がって来ますが、平地があまりきつくなかったせいかなんとか先頭集団に離れず登りきれました。そのまま下りへ。かなりウェットで怖いながら、最後なので頑張って攻めてみるも、だがしかし登り返し手前で後続に追いつかれる。NUWA-。なんでみんな下りそんなに速いの…。追い越された小集団の最後尾についていく。10人くらいだろうか?流石に大集団は崩壊したのか…。前にいる人数を数える余裕がまったく無い。この位置なら千切れてもそこそこの順位かな…と一瞬頭をよぎりましたが、そんなわけねーだろ!やるなら最後まで全力の全力だ。そう思い踏み直す。ぜーぜー言いながら最終コーナーに突入し、最後の直線前まで生き残れた。残り300m。去年は早仕掛けをして失速したのでこらえて待つ。200mを越えたところからスプリント開始。みんな速い。NUWA-。100m。抜いたり抜かれたりしながらアーチをくぐりゴール。前に6人くらいいたのかしら…。近場の人たちと検討を讃え合いながら待機場所へ。


ゴールから待つ事1時間。結果は11位。けっこう前に人が居たようでした。数える余裕が無かったのも含め実力不足ですね。自分は力を出し切った最後のスプリントパワーが不足している事を、今回はっきり感じました。高強度領域をもっと鍛えなければ。とはいえ、ポジショニングは今回かなり想定通りにやれた(ほぼずっと前目で展開できていた)のと、最後の集団スプリントまで脚攣りもなく参加できたのは良かった点。なによりも、どんどんウェットになっていく下りを無事にこなせて完走できたのが良かった。無事故で終われるのが一番です。なお1位2位は逃げを決めたようで、素晴らしいの一言。カッコいい。


今回は雨模様ということもあり危ない場面もありましたが、適度なアップダウンがあり、どんな脚質でもチャンスがあるこの秩父宮杯、走っている最中はものすごく楽しかったです。集団の駆け引きやポジショニングの妙、そして集団スプリントはヒルクライムでは味わえない楽しさがあります。来年は入賞に絡めるように頑張ります。いや、来年の事よりも、まずは来週の赤城山HCを頑張らねば。

新潟ゆるポタ 星峠の棚田、菖蒲高原など

乗鞍の翌日は休みを取って新潟の山を堪能して来ました。


乗鞍のあとは新潟へ。せっかく遠出をしたので、あまり行けない地方での自転車を楽しむ事にしました。月曜朝の新潟は快晴。その日の晴れは全国でも新潟と長野くらいだったようで幸運でした。上越で一泊したので、十日町までクルマでGO。


道の駅 松代ふるさと会館へクルマを止め自転車の組み立て。かなり暑いです。最高気温の予報は35℃。焦げる予感しかしない。また、風がなかなか強めです。日焼け止めを塗って出発。適度なアップダウンが気持ち良い。棚田とすすきに癒されます。平日なのでクルマも少なく快適に走れます。まず目指すは星峠の棚田。


星峠の棚田。一番の見頃は田植えの季節のようでしたが、この日も見事な景観でした。この日は他にも綺麗な棚田は沢山ありましたが、広く上から見下ろせる場所はここくらいのようでした。棚田の中腹まで降りてもまた美しい風景。来て良かった。



この後はノープランでしたが、とりあえず半時計回りに適当に走ります。けっこうガッツリと下ったり登ったりと、普段走っている秩父奥多摩とはまた違った感じが楽しい。ほたるの里と言われる大島から南下し、菖蒲高原へ。けっこうきつい登りが5kmほど。このあたり、棚田で開けた景観のせいか日差しを遮るものがなくかなり焼かれます。ほどなくして到着した菖蒲高原は、すすきが全盛。冬は雪景色が綺麗そうです。



その後は東へ向かい、名もない峠をいくつか越えてスタート地点まで戻りました。棚田の合間を峠道が走っている感じで、非常に見晴らしの良い風景がずっと続く、とても気持ち良いライドでした。違った季節にまた来てみたいです。66km,UP1,600mほど。



2016 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

雨で有名なヒルクライムイベント、全日本マウンテン全日本マウンテンサイクリングin乗鞍サイクリングin乗鞍に出場してきました。

<結果>

    • 順位:年代別8位 / 300人くらい?
    • タイム:64m55s
    • 平均速度:18.2km/h
    • 平均心拍:173bpm
    • 平均ケイデンス:81.0rpm
    • Average Power:234.2w(故障気味のため信憑性に疑問)
    • Normalized Power:239.1w(故障気味のため信憑性に疑問)


<スペック>

    • フレーム:SWIFT& Carbon& UltraVox Ti(2015)
    • コンポ:Dura-Ace&9000系
    • 車輪:Mavic R-SYS Continental SuperSonic
    • その他備品:パイオニアペダリングモニター、ボトル(CCDドリンク)
    • 重量:7.0kgくらい?
    • 朝食:おにぎり2つ、サンドイッチ
    • サプリ:Zen虎,vespa,2run,アミノバイタル
    • 補給食:カーボショッツ


大会前日の土曜日は受付日。13時ちょうど頃に乗鞍スキー場へ到着し(毎回思うのですが、わざわざスタート地点で受付をやる事もないとおもう。アクセスの良い麓にするとか)、エントリー完了。同じショップ仲間のKさんとブースをうろちょろしているうちに雨が降ってきた。乗鞍といえば雨くらいの印象です(3大会連続記録更新中)。ここ3年はすべて短縮コースでの開催となっているので、なんとしても当日はフルコースを堪能したいところ。気になる予報は曇り。山の曇りはそれすなわち雨だよねーと思いつつ、運をまさに天に任せるしかない。Kさんと別れたあとはそそくさと松本市街の蕎麦屋でうどんを食べ、同じく市街のホテルへチェックイン。運転の疲れもあったのか、20時過ぎには就寝できました。


当日は3時起床。魚の仕入れか。ヒルクライマーの朝は早い。未明の空は月が見えます。油断せず会場へ。そこそこ早めに着いたお陰か、近場の駐車場をゲットできました。空が白み始めると、雲は多いものの青空も覗いている。これはフルコースを期待できるか。とりあえず荷物預かり時間まで仮眠しました。6時になり下山用荷物を預け、いちど駐車場に戻りローラーをやろうとしたところ謎の破裂音が。こ…れ…は…。まさかのリアパンク。チューブをタイヤが噛んでいた模様でした。基調なラテックスが。というよりも、替えのチューブが…ない(預けた下山荷物に入れている)。泣きながら会場のメカニックにお伺いすると、チューブを売っていたので購入。その後、ショートバルブで空気入れがジョイントできずロングバルブに交換するなど紆余曲折ありましたが、なんとか事なきを得ました。しかしこの局面でトラブルとは心臓に悪いです。出走が遅いため交換する時間があったのは幸運でした。それに、レース中でなくてよかった…。ただしローラーをやる時間がなくなり、アップなしでの本番を余儀なくされることに。仕方がない。ぼくらのクラスは最後スタートなので、Kさんと談笑しながらのんびり時間を潰して待ちました。また、フォロワーさんの足さんがご挨拶に来て頂きました。ありがとうございます!そんなでいよいよスタート時間が迫ります。睡眠は十分とれコンディションは良い。天気も曇りときどき晴れといった感じでこれまた良い。整列は前から2番目(無謀)。果たしてどうなるか。


スタート後は先頭3番手くらいに位置取り。前にペースはお任せ。というか、ついて行けるまでついて行くのが基本戦略。最初はけっこう大きい集団で登っていきます。即死するペースでないのが有り難い。アップなしで一気に心拍が90%くらいまで上がりましたが、しばらくは行けそう。10分ほどすると後ろからややペースアップの動きがあり、そこで8番手くらいに落ちましたが集団に着いていきました。ややきつい。これ以上ペースが上がっていったら厳しいなと思いながら、現実は非情である。20分くらい、三本滝付近で前の人と共にあえなく脱落。先頭は8人くらい居たのかしら。ここからは恒例のマイペース戦法か…と思っていたら、同じくらいのペースのニールプライド乗りさんがいたのでその方についていくコバンザメ戦法に急遽変更(小賢しい)。このニールプライド乗りさんのペース、おれを生かさず殺さずの絶妙なペースで登っていく。自分一人だと絶対に維持できない、ややきつめのペース。有り難い。ずっと着き位置だったので流石に緩い箇所では前に出たりもしましたが、お陰で良いペースを維持できたまま九折区間もクリアし、あれよという間に残り5km地点。


森林限界を越えるあたりで、晴れていれば綺麗な景色なのですが最初は濃霧でNUWA-。でも残り3km地点で霧が晴れると、雄大な畳平を横切るワインディングロードが観られました。遠くに、沢山のクライマーが連なって登っているのが見えます。これだ。この景色を観て、この景色を感じるために登ったんだ。この独特の感動はやはり乗鞍ならでは。来てよかったという思いを噛み締めながら残りの距離を登り続ける。が、自分達のスタートは最後発だったため、下山組が降ってくる。同時に、先行の人たちをかわしていかなければならない。NUWA-。もうこの辺りからはずっと、パスする際に「右通りますー(ので左に寄ってくださいー)」の掛け声ばかり。なかなか忙しない状況で、ペースを気にする余裕がない。狭すぎて一瞬止まりそうになる場面もあり、レースとは別の意味で気が抜けません。渋滞の最中に、ニールプライド乗りさんがスパートを掛けはじめましたが、人が多くて物理的に着いていけない。てかそろそろゴールか。脚はまだあるので自分もスパート…でも人が多い。狭くてスピードが上げると危ない。あれよという間にゴールラインを通過しフィニッシュ。うーむ、最後あまり追い込めなかった。先にゴールしていたニールプライド乗りさんに感謝を述べ、健闘を称え合うと「たぶん僕らの辺りが入賞するかしないかくらいでしたよ」とのこと。まじかー。気付かなかった。分かっていればもう少し頑張れただろうか…。


ゴール地点の畳平は、晴れときどき曇り。すなわちとても良い景色でした。しばらくしてKさんがゴールし、その後にフォロワーさんのモカさんご夫妻とも合流。モカさん(女性)、先日怪我されたというのにそれを感じさせないリザルトにびっくり。地脚が違いますな。今はリハビリを頑張っておられるとのことでした。尊敬するクライマーの一人です。


スタートも遅かったので下山も遅めで、会場に戻ったのは12時前。リザルトを確認すると、64分55秒で年代別8位でした。走っている最中はあまり順位を気にしていませんでしたが、ヒルクライムのメジャー大会で1桁順位は一昨年くらいからの目標だったので、達成できて素直に嬉しかったです。とはいえ、入賞まで届かなかったのも事実。まだまだ追い込みと練習が足りません。来年こそは入賞を視野に入れて頑張っていきたいです。


赤城山から金精峠〜戦場ヶ原 大周回

獲得標高3,000m越えを目指すロングライドへ行ってきました。



お盆なので夏らしい冒険めいたコース、かつトレーニングにもなりそうなルートを考えていたのですが、当日朝までどこへ行くか決めていませんでした。道志みち、299なども候補だったのですが、日帰り周回でもっとも未知、ワクワク感ありそうなルートが群馬だったのでそこに決定。前橋合同庁舎へ車を停めて7時ジャストにスタート。赤城山は雲に覆われていましたが雨の心配は無さそう。まずは赤城山HCのコースを試走を兼ねて。

<大鳥居>


ブログには記録していませんでしたが7月にも一度走ったこの試走コース、今回で2度目。斜度の変化がほとんどなく、ひたすら5%あたりの斜度でじりじり登っていく。そしてだんだんきつくなる。ローラーをやっているみたいな気分になります。緩い箇所でちゃんと踏み直さないとどんどんタイムが落ちていってしまいそう。20kmの長丁場で、ある意味ペース配分が難しい。心拍をSSTくらいに保ってじりじり登りました。ゴール地点は快晴でとても涼やか。そのまま大沼まで走り、コーラを飲んで一休み。

赤城山HCゴール地点>

<大沼は涼しく気持ちよかったです>


大沼からは沼田への道を北へダウンヒルします。前回はここまでで雨のため引き返しましたが、今日はその心配もなし。ここからは未知の領域。若干路面が荒れているので地面をよく見ながら気を遣いながらになります。斜度もそこそこ鋭く、あっという間に50km以上出てしまう。幸い対向車はほとんどなく、安全に降れました。下りも終わろうかという地点で、ダムが遠目に見えたので写真をパチリ。ほどなく走っていたらなんとそのダムへ到達。なんだかテンションが上がります。薗原湖にある薗原ダム。湖沿いに北上するとでっかい橋があったのでそこでも写真を撮りました。楽しいー。

<この遠目に見えるダムが>

<ここでした>


<薗原橋。あとで調べたら心霊スポットのようで…>


120号線を北上していきます。緩やかなアップダウンが多いですが基本は登り。日差しが強くなってきたのでこまめに水分補給をしながら走ります。しばらく行くと尾瀬の看板が。そうかここが尾瀬だったのか…。このあたりは観光地らしく車通りが多かったですが、路幅に余裕があるので危険度は少ない。でも全然ローディがいない。ときおり写真を撮りながらさらに北上。

<山間は景色がGOOD>

<ロマンチック街道>

日本ロマンチック街道なるものに差し掛かり、しばらく行くと片品村へ到着。ふと見かけたお土産屋に汲み取り自由の水場があったので即休憩。たっぷり水を補給させてもらいつつ、花豆ソフトクリームなるものがあったので頂きました。美味い!熱い身体を冷やしたあと、コンビニで食料を補給しこの日の第2山岳、金精峠へ挑みます。ここから目指すは栃木県日光。

<大きな豆つきのソフトクリーム>

尾瀬大橋>


金精峠の入口から県境までは20kmの看板。つまり20kmの登り…。5%〜7%前後がひたすら続く。熊でもでそうな雰囲気。脚にはまだ余裕がありますが無理せずギアを軽めに上ります。疲れてくるとどうしてもケイデンスが低くなり脚の筋肉に頼りがちになるので、余裕があるうちはRPM70を越えるように回しました。40分ほどで丸山高原なる場所へ到着。避暑やグラススキーで賑わっていました。おにぎりをひとつ食べて登り再開。綺麗な湖の横を通過し、茶屋でまたソフトクリームを食べて、13時ジャスト、ついに県境の金精トンネルへ到着。そして獲得標高も目標である3,000mを達成。トンネルは幸いにも交通量が少なかったため、危なげなく通過できました。




<ついに県境に到着。金精トンネル>

トンネルを抜けるといきなりの濃霧。でも眺めはかなり良いです。遠目に戦場ヶ原らしき場所がうっすら見えます。ここからはダウンヒルなので楽勝です。ワインディングが美しい。


<ここからのダウンヒルは爽快でした>

気持ちいいダウンヒルを経て、戦場ヶ原へ無事到着。涼しくてとても気持ちいい。多少雲が多くも、見渡す限りの平原はとても綺麗です。達成感もそこそこに、ここは周回のちょうど中間地点。ここまでで98km。もうこれ以上1mmたりとも登りたくないですが…。



<戦場ヶ原>


東へ抜けていろは坂を降り、120号を南下。しばらく登ったあと(おのれー)前橋へ戻るルートとしてはこの日最大の難所(危険度的な意味で)、日足トンネル。

いろは坂は一方通行なのでそこそこ安全に下れました>

<恐怖の日足トンネル>


2,600mほどある日足トンネル。北からだとうち2/3くらいが緩やかな登りです。ここは車道が狭く、交通量がそこそこありコワイ。歩道(というほど幅もない場所ですが)はツルッといったときに大変なことになりそうなので車道を選択。コーラを飲んで気合いを入れ、意を決して突入。路面と後ろからくる車に神経を集中させて走ります。クルマの反響音が怖い。登りだからスピードもあまり出ない…。ただし決して焦ってはいけない。トンネルはとにかく冷静に走るのが一番重要だと思います。まだかまだかとこぎ続け、なんとか突破できた時はホッとしました。

<トンネル突破後の一枚。個性的な橋が多くて楽しいライドです>


トンネルを無事抜けた時点で120kmほど。残り(たぶん)60kmほどで、時刻は15時。暗くなる前にケリをつけたいところです。わたらせ渓谷は長い下り基調。かといって油断していると時おり軽い登坂が現れるので油断できません。ダンシングを多用して脚の負担を軽減しながらこなします。わたらせ渓谷も渓流沿いで綺麗な景色。大きな橋やダム、さらに下ると棚田も見られて見た目に楽しい。ただ、長い…。


<景色が様々なので走っていて楽しい>


桐生市に突入したあと、Googleマップの導き通りに横道に逸れたらプチ峠(上神梅峠(仮))に連れていかれました。ぬわーきつい。下りでサボっていた罰か。良い追い込みになりました。ほうほうの体で越え、西へ進むとついに『前橋市』の看板が。ついに帰ってきた…長かったです。とはいえ、その看板からスタート地点まではさらに15kmくらいあったのですが…前橋市は広い。


そんなで無事に帰着したのが17時半。所要時間10時間半。185km、獲得標高3,860m。とにかく行く先々の景色が綺麗で個性的なため、ちょくちょく脚を止め写真を撮りながらの走行。とても良いロングライドになりました。この内容で膝回りや脚の間接にダメージはなかったので、今後はロングライドも楽しみたいです。身体も機材もノートラブルで切り抜けられたことに感謝。