第13回 もてぎエンデューロ 4時間ソロ

今期最後(予定)のレースである、もてぎエンデューロに出場してきました。


<結果>
順位:ソロ13位/639人くらい  
タイム: 4:01:18(35周)
平均速度:41.3km/h
平均心拍:160bpm
平均ケイデンス:94.4rpm
Average Power:187.4w
Normalized Power:216.8w


<スペック>
フレーム:Swift Carbon UltraVox (2015)
コンポ:Dura-Ace 9000系
車輪:Zipp 202 Firecrest Clincher
その他備品:パイオニアペダリングモニター、ボトル2本
重量:7.2kgくらい?
朝食:サンドイッチ、おにぎり2つ、チーズケーキ
ドリンク:CCD+電解質パウダーのミックスで1本、メダリスト9000で1本
補給食とサプリメントアミノバイタルゼリー、トップバリュローヤルゼリー、梅丹赤、マグオン(カフェイン入り)、カーボショッツ、クリフショッツ、2run4つ


<〜前日まで>
土曜日に荒川 100km練、翌日曜は体調不良のためフルレスト、月曜ローラー、火曜水曜フルレスト。日曜の体調不良から水曜まで頭痛薬と葛根湯を飲んでなんとか凌ぐという有様。当日の予報は雨。体調管理も実力のうちですが、どうにもテンションが上がらない感じです。レストが多かったのと、3日前からグリコーゲンローディングをしたので脚の体力だけは満タンか。カフェインも1週間前から抜いて過ごしました。


<当日朝〜スタート>
4時起床。寝たような気がする。若干手足が怠いものの、準備をしてサーキットへGO。予報とは裏腹に雨は止んでいて雲も切れていました。6時半に到着し、受付を済ませて試走へ。何度も走ったこのコースですが、やっぱり気持ちいい。コースの写真を一通り取りながら走り1周、本試走(?)を2周しました。路面はウェットですが晴れているのでスタートまでには乾きそうな予感がします。


今回はZipp 202 Firecrest Clincherを初めて両輪に装備。荒川で何度か走った感じだと、風にやたら強い印象。横風に押されることもなく、それなのに高速域ではきっちり空力が効いている。タイヤはレース定番のContinental GP4000SII。ウェットな路面でのカーブでもまったく不安なく曲がれていい感じです。


試走後に補給食をチョイスし、ほどなく整列時間になりました。早めに並び、前から4番目くらいを無事にゲット。整列中にフォロワーさんのあるどらさんとご挨拶。天気は快晴、やや風が強し。気温もそこそこ高く、夏ジャージで大丈夫そうです。7時間組みの2分後にいよいよスタート。

(試走にて撮影)


<スタート-1;00>
もてぎ名物・長い坂を越えたところでリアルスタート。一気に活性化する集団。遅れないように早めに反応しついてきます。エンデューロは序盤がとんでもない大集団のため、落車の危険が高いです。周りをよく見ながら走らなければ。その2周目の長い下り中、自分の真ん前で落車発生!NUWA-。咄嗟に左へ回避。自分は集団の一番左側に陣取っていたのが幸いしました。コース淵の縁石を越え芝生エリアへ突入。そしてそのままコース内にもどり集団へ復帰しました。今日のベストパフォーマンスだったかもしれない。いや本当に運が良かったです。

(試走にて撮影)


そんなアクシデントがあったものの、ずんずん進む大集団。春の大会では集団後方でのほほんとしていたらいつのまにか集団が分断されてしまったので、今回は常に前目にポジショニングするように心がけました。基本は集団外側へ位置し、スピードが緩くなる場面や長い上り坂エリアで外からポジションを上げる。あとはこれを力尽きるまで繰り返すのみ。

(試走にて撮影)


1時間が経とうという頃、足裏が攣りはじめる。NUWAー。レース前に飲んだ2runはなんだったのか。というか体力不足か。ちょっと早めに2つ目の2runを投入。先行きに不安しかない。

(試走にて撮影)


<1:00-2:00>
強烈に強度がかかる場面もなく、どちらかというとほのぼのと進む大集団。1時間半をすぎたころ、早くも太腿が攣りそうな兆候が見え始めます。下りではかなり足を休めているのですが、早すぎる。体力不足か。Mag−Onと、ちょっと早めに3つめの2runを投入。

(試走にて撮影)


<2:00-3:00>
Mag-Onと2runのダブル処方が効いたのか、なんとか攣り兆候が収まる。脚はまだ元気で、呼吸も安定しているのでまだ食らいついていけそうでした(過去形)。そんな2時間半くらいしたころ、集団前方でアタックがかかり活性化。NUWAー。何周かのあいだ、集団が伸び縮みするためかなり脚を使う。ふるいにかけられている…ここで頑張らなければ。と思っていたら、最前方の6人+ゲストライダー数名がするっと抜け出して先行。後方のおれたちはすぐに追…えない。アタックが決まってしまいました。おれたち第二集団も追うのか追わないのかはっきりせず、一緒にいたゲストライダーさんが牽いてくれててもどうにもシャキッとしない。そうこうしているうちに45秒…1分と広がる差。統率が取れておらずスピードが安定しないままずるずると走ることになってしまいました。こうなると脚の消耗が激しいです。ローテーションもうまく回りません。

(試走にて撮影)


そして4時間目を前に左太腿が一度攣ってしまいました。だましだまし走るものの、痛みのせいで体力も削られていきます。


<3:00-フィニッシュ>
じわじわと強度が上がっていく集団。自分はついていけず切れてしまい第三集団になってしまいました。4時間目に投入した最後の2runのおかげと、それほど強度の高くない第三集団にいたおかげか脚はまだそこそこ回る。ただ、どうも調子というか、パワーが乗らない。補給を失敗したのだろうか…。後方から7時間のトップ集団(?)が来たので合流します。これでちょっとは楽…にならない。この集団も速い。NUWAー。ほうほうのていで着いていくのが精一杯という有様。これがエンデューロでHP0になったものの末路か。最終周回でもパワーが乗せられず、脚はいつでも攣る準備OKなのでスプリントもできずゴール。ゴール後は脚の疲労よりも頭がクラクラし、フラフラしながら駐車場へ戻りばたんきゅー。こんな疲労の仕方、今までなかったのでちょっと焦りました。おそらく体調不良と、若干のハンガーノックだったと思います。


<エンディング>
速攻でプロテインとコーラを補給し、なんとか身体は落ち着きました。落ち着いてリザルトを確認すると13位。もっと抜かれてたと思っていたので、思ったより順位は良かったです。コンディションと仕上がりの悪さを、機材で補った形でしょう。春の68位からは大幅に挽回できたましたが、去年の秋とまったく同じという。

その後はあるどらさん、フォロワーさんのチェレステさんとお会いし談話。お二人とも久しぶりにお会いできたので楽しかったです。ありがとうございました!


書いているとネガティブな記録にように見えますが、今回のレースも本当に楽しかったです(2時間半くらいまでは)。こんなに幸せなことが他に存在のかというくらい。たぶん出場するレースの中ではもてぎエンデューロが一番好きかもしれません。これからも春・秋と出場し、次こそは着に絡めるよう頑張りたいです。

(試走にて撮影)