第4回榛名山ヒルクライム ヒルクライム編

ハルヒルのメインイベント、ヒルクライム編です。

<結果>

    • 順位:47位 / 1,360人くらい
    • タイム:45m22s
    • 平均速度:19.2km/h
    • 平均心拍:173bpm
    • 平均ケイデンス:79.9rpm
    • Average Power:238.9w
    • Normalized Power:251.3w


<スペック>

    • フレーム:SWIFT& Carbon& UltraVox Ti(2015)
    • コンポ:Dura-Ace 9000系
    • 車輪:EQUINOX SP50, Mavic R-SYS
    • その他備品:パイオニアペダリングモニター、ボトル(CCDドリンク)
    • 重量:7.0kgくらい?
    • 朝食:おにぎり、バナナブレッド、ソーセージパン
    • 補給食とサプリ:Zen虎, vespa,2run,カーボショッツ


(去年に引き続き晴天)

日曜日は4時に起床。宿に着いているクーラーの風が顔に直撃する配置で難儀しました。寝たような寝ていないような。昨日のタイヤ交換のお陰で手が筋肉痛。脚は昨日の疲労もなく大丈夫。赤く照らされる月を眺めながら会場付近の指定駐車場へ。ローラーで15分アップし心拍を90%くらいまで上げて終了。ちょっと上がりが悪い感じがしますがあまり気にしない。下山用の荷物を預けて整列場所へ。Kさんとさんにえさんを発見し、三人で談笑。天気は快晴。微風。整列場所からスタート地点に移動し、最後のトイレを済ませてあとは合図を待つのみ。最初はエキスパートクラスがスタートし、そのやや後に第二ウェーブでスタート。

(スタートアーチ)


ハルヒルは最初が緩やかで中盤から斜度がきつくなるという構成のため、前半は集団走行になります。とにかく先頭集団に食らいつき続けることが目標でした(過去形)。去年と集団のスピードはあまり変わっていない気がしますが、うーん、去年よりきつい感じがする。さっそく心拍が上限近い。千切れたら一気に空気抵抗を受けて試合終了なので、後ろの方でもいいから集団に潜む作戦。かなり序盤からエキスパートの人が落ちてくる(遅れてくる)ので、集団みんなで呼び掛けて躱します。この辺り、去年より皆さんこなれてきた感じがします。なんとか中間地点の初心者ゴールまでは集団で過ごせました。ここからの下りが落車が発生しやすいポイントなのですが、ここも皆こなれてきたのか無事にクリア。よかった。そしてそこからだんだんきつくなってくる登り。集団のペースが落ちない。いや、登りだから落ちてるんだけれどおれの落ち幅のほうが大きい。集団がだんだん遠くなっていく。ぬわー。そして後方にいたさんにえさんがスーっと前に上がっていく。ここはもう無理はできないと判断し、一人ヒルクライムモードにチェンジ。泣きながら見送った先頭集団、まだけっこう人が多かったです。レベル上がってるな…。一人モードなのでペース配分だけを念頭においてじりじり登りました。なんかこういうの久しぶりな気がする。後ろから割と上がってくる人も居て、順位キープも難しいか。



(これでも真面目なホイール構成)

大きな鳥居をくぐると残り4kmで、ここからゴールまでは更にキツい坂が続く正念場。ここでは昨日装備変更したリアのR-SYSが効きました。というのもここ最近、前後50mmディープで山練をしていて感じたのは、フレームがかなり硬いため50mmを合わせると硬すぎて坂に足が負けてしまうということ。筋力があれば別なのでしょうが、今の体重と筋力だと踏みきれない感じ。そこでR-SYS特有のバネ感を利用して反発力で登ろうという魂胆。フロントディープのままなのは、前半の集団走行ではエアロ効果がほしかったため(あと、カーボンスポークが割れて入院中のため)。一夜漬けでしたがこれがなかなかよく嵌って、一番きつい斜度の区間もそこそこ回せました。それでもかなりの人に抜かれつつ、あれよという間に残り500m。ここからすぐひとつキツい坂があるので、すぐにスパートは掛けず、その坂をきっちりクリアしてからおもむろに加速。何人かパスできてゴール。10秒前にいたKさんには最後まで追い付けず。

(快晴すぎるゴール地点)


ゴール後はハルヒル名物おもてなしを、暑い日差しと達成感のなか堪能。Kさんやさんにえさんと健闘を称え合いました。結果は45:22。練習量を考えると妥当な結果です。集団には神社前まで食らいつきたかったですが、今はこれが限界でしょう。


下山は集団ではなく、Kさん、Kさんと同チームのMさん、さんにえさんと東側から降りました。下り基調のはずなのに時おり謎の登りが出てくるので、さんにえさんとアタック合戦をして楽しみました。しかし鋭いアタックだ…勉強になります。麓の会場に戻ったあとは会場の屋台で昼食的なものを済ませ、さんにえさんとジェラート屋に行き高崎駅で解散。

(下山時の一枚。こちらもいい景色)


レース前日のテンションが嘘のような楽しい二日間を過ごせました。ここのところ自転車のモチベーションが下がりっぱなしでしたが、このレースでかなり気力を取り戻せました。走っている最中はひたすら、目の前の坂をどう登るかだけに集中できました。走っている最中は苦しいけれど、走りきった瞬間に楽しい思い出に変わるのがヒルクライムレースのいいところです。そしてハルヒル特有のホスピタリティ感溢れるおもてなし。運営も非常にそつがなく、地元ぐるみで声援も温かい。本当に良いイベントだと思います。初心者の方にもオススメです。

最後に、二日間お相手いただいた方々ありがとうございました!

(来年もぜひ走りたい)