第4回榛名山ヒルクライム タイムトライアル編

もはや富士HCに並ぶ規模のレースイベント、榛名山ヒルクライムに今年も参加してきました。


<結果>

    • 順位:177位 / 287人
    • タイム:11m04s
    • 平均速度:36.1km/h
    • 平均心拍:178bpm
    • 平均ケイデンス:101.1rpm
    • Average Power:246.7w
    • Normalized Power:260.7w

<スペック>


<参加賞>

前回のもてぎエンデューロあたりから体調を崩してしまい、GW明けは完全な風邪により平日の練習量がた落ち。なんとか週末には山に登れるあたりまで回復したものの、今度は喘息が発症。ハイブリッドローラーからは謎の異音。ペダリングモニターは謎の故障(翌日にはなぜか復活)。と、様々なイベントに振り回されながらあれよという間にレース前日。喘息も完治せず、前日はほぼ諦めの心境で、HCはともかくTTは苦しいだけだし結果もさんざんだろうし、出ないで受付だけ済ませようか否かという弱気。どうなる。



土曜日は5時くらいに起床して榛名湖へ。8時前に到着したらなかなかの人入り。どうしようどうしようと思っていたらいつの間にか受付と試走を済ませレッドブルを飲みレースに整列している自分が居ました。なんかこう、会場に来てレースに出ないのは魂的に負けている気がする。むしろボロボロのコンディションでどれだけ踏めるか試してやる。そう思ってたと思います。榛名湖をおよそ半周して折り返す、去年と同じコースでおよそ7km。途中でゆるやかな登りあり。天気は快晴、やや横風。


スタート直後はスタンディングで一気に加速し下ハンに持ちかえて巡航モードに。ここからひたすら苦しみとの戦い。登りの少し手前で前の人に抜かれてしまいました。呼吸していると血の味がする。うーん、こんな苦しい場所になぜ居るのだおれは。踏み切れている感じがない。やっぱりどこか抑え目になってしまっている。きつすぎて復路の下りではちょっとだけ脚を休めてしまいましたが、また踏み直して巡航。沿道からの応援が嬉しい。遅いながらもゴール前ではいっちょまえにスプリント的立ち漕ぎでフィニッシュ。手元のサイコンで11分ちょうどくらいか…。去年も全く同じ想いでしたが、こんなにキツいレースは無いですね。4時間耐久の方がまだマシだ。


喘息でゲホゲホしながら待機場所に戻ると、フォロワーさんのチェレステさんがいらっしゃったのでご挨拶。10分ジャストくらいとのことで、流石の速さ。さらにショップ仲間のKさんも戻って来られてお互いの健闘を称えました。ん?なんか楽しいぞ。死ぬかと思ったけど生き残ったら楽しい。走って良かった。リザルトは177位、今のコンディションを考えると順当でしょう。

<ゴール地点。苦しい顔の人しか居ない>


レース終了後はおもむろにリアのスプロケを取り外し、R-SYSへ換装(スプロケ1個しかないので)。フロントはディープのままでリアをR-SYSという謎ハイブリッド装備。こいつで一度神社まで下り、神社からゴール地点までの試走を兼ねてちょっと感触を確かめました。一緒に試走したKさんと榛名湖沿いの喫茶店でカツカレーを食べたのち榛名湖を回復走的に一周し解散しました。天気がよくて風は適度に冷たく気持ちがいい。



まだ夕方にもなっていない時刻だったので、車で麓(翌日のヒルクライムスタート地点)のほうの会場へ向かいブースを物色することに。セールのタイヤを指をくわえて眺めていたらフォロワーさんのさんにえさんが声をかけてくれました。先月一緒に試走しましたが、ロングライドからショートクライムまでその実力は間違いなく上位クラス(というか自分は試走で千切られました)。しばらく談笑し、明日のお互いの健闘を祈り別れました。その後はセールのタイヤを購入(Vittoria DIAMANTE PRO 195g)。そしてさっそく装備する(1時間近くかかりました。硬かった…)。夜はその辺のラーメン屋で済ませ、9時前には宿のベッドに着きました。昂ってやはり寝付きが悪い。…というか、いつの間にかやる気がみなぎっている。ヒルクライム編に続く。

<下界のブース風景>