第5回 東京ヒルクライム HINOHARAステージ 出場してきました

自分にとって今期最後のヒルクライムレース、wiggle東京ヒルクライム HINOHARAステージに出場してきました。


<前日試走での1枚>



<結果>

    • 順位:総合20位 / 500人くらい 年代別6位/?人中
    • タイム: 60:15
    • 平均速度:25.0km/h
    • 平均心拍:169bpm
    • 平均ケイデンス:82.9rpm
    • Average Power:266.5w
    • Normalized Power:278.2w

<スペック>

自分にとって今期最後のヒルクライムレース、HINOHARAステージ。元々参加する予定は無かったのですが、乗鞍を雨によりDNSし、このままで終われるかーと手頃なHCレースを探していたところ、このレースを発見。勢いでエントリーしました。普段登っている都民の森TTコースのスタートとゴールがやや伸びた25km。500人規模のレースだし時期的にも力試しにちょうどいいかなと思いました。その後、秩父宮杯の翌日に平地落車で怪我をしてしまいNUWAーだったのですが、比較的軽傷だったのもありなんとかレース前日までには影響ないレベルまでに回復。機材も無事。問題はその怪我のため2週間山練が全然できていない事くらい。


前日受付を兼ねた試走では、都民の森から更に3km先のゴール地点までゆるゆる登りました。試走というかコースを舐めただけという感じですが、斜度の感じや残り1kmで下り返しがあるのが分かったのは収穫でした。参加賞はバッグ+Tシャツ+檜原村産ジャガイモ+水。どれもクオリティが高い。自宅で20時にベッドにつき就寝。

<盛りだくさん。そして実用クオリティ。>


当日は3時起床。たぶんそこそこ眠れてる。クルマで選手駐車場へ行き、ローラーでアップ15m。5mアップ、5mじわじわとFTPまで上げる、40秒ダッシュ、4mダウン。準備をしているうちに荷物預けの時間が迫ってきたのでスタート地点へと向かいました。すでにけっこう並んでいる。そしてスタート地点の計測ラインがないのでこれはグロススタート…つまり後ろスタートはちょっと不利。NUWAー。戦闘前から若干負けている感。空気はやや肌寒いもののインナーSKINS長袖とカーフタイツを装備しているので問題なく、空はほぼ晴れ。体調はかなり良い感じ。そんなでスタート。

<朝もやの桧原村


<スタート地点>


 自分は第3ウェーブなのでトップから4分後にスタート。ローリングスタートでT字路を曲がってからリアルスタートとなったので、すかさず先頭へ。このコース、前半はアップダウンが非常に多くまたカーブも多いです。ということは集団が伸びやすい。伸びた集団を縮めるのには集団の後ろに居るほど脚を使う。そして前半はアップダウンの斜度が緩く高速展開になるため、なるべく集団の風洞効果を使いたい。そうなると先頭付近で展開するのがベストです。時折先頭交代しつつ5〜10番手あたりでウロウロ。某ショップチームの人たちが集まっていたので皆様で多めに牽いてくれて助かりました。集団内に力量差はそれほどなく、逃げ展開もない様相。上川乗の信号まではあまり疲労もなくクリア。


 ここからは斜度がきつくなりつつ、数回の鋭く長いアップダウンがあります。この時点で先頭は自分含む3人ほどで回していましたが、最後の大きい下りのあと振り返って見ると、何時の間にか後ろの集団が瓦解した模様。残された3人くらいでじりじり登って行きました。もう集団の風洞効果もないくらいの登りなので、マイペースで行くのみ。今回は最初からダンシングを適度に織り交ぜて疲労を分散させるスタイルで行きましたが、今のところはうまく行っている模様。ディープリムだとシャキシャキ踏めて良い感じです。アップダウン区間でも思ったより脚が削れていなかったので、ひたすら心拍数90%ベースでじりじり。このペースなら最後まで保ちそう。


 残り4kmくらいの地点で一緒に走っていた人たちがみんな落ちてしまい、ひとりぼっちでのじりじりクライム。ダンシングを混ぜてもまだ脚は攣る様子はなく、一定ペースで最後まで登り切るのみ。残り1kmでの下りからの返し登り、どの辺がゴールだったっけ?とか思いながらちょっとペースを上げつつカーブを曲がったら目の前にゴールラインが。NUWAー。慌ててスプリントしゴール。最後の追い込みが遅過ぎました。前日試走とは一体なんだったのか。

<ゴール地点より>


 見慣れた景色の頂上ゴールですが、レースの後だと充実感がやはり違います。ほんと走ってよかったー。近くにバイクを置いていた、つくばから来られた方と談笑しながら下山を待ちました。下山し閉会式会場まで。このコース、ヘアピンがほとんど無いこともあり集団下山もかなり安全です。ブレーキに余裕があるのでカーボンホイールにも優しい。リザルトが貼り出されるのがだいぶ遅かったのでやきもきしましたが、その間は会場で振舞われた食べ物をありがたくいただきました。豚汁、じゃがいも、田楽。どれも美味かった。

<身体に染み渡る豚汁>


 結果は総合20位、年代別6位。今期目標の『ヒルクライム年代別1桁順位』を最後に達成する事ができました。レース展開が想定通りで、また、わりと知っているコースだったというのも大きいです。ダウンヒルも多かったのでいつものR-SYSではなく50mmディープリムを選択したのも正解でした。それに二週間前に落車してからというもの、練習していてもなんだか妙に調子が良かった。秩父宮杯の時より良いかも知れません。最後の追い込みが遅かったのと、平均心拍数が低めだったのがちょっと心残りですが、走っている最中は本当に楽しいレースでした。10月末のもてぎ4hソロが今期最後のレースとなるので、この好調をもてぎまで持って行きたいものです。

<アットホームな表彰式>



<最後はちとせ屋の豆乳ソフトでフィニッシュ>