第3回榛名山ヒルクライム タイムトライアル編

ハルヒル(榛名山ヒルクライム)に初出場してきました。1日目にはタイムトライアルがあり、無謀にもノーマルバイクで参加(これしか持っていないので)。



<結果>

    • 順位:107位 / 257人中
    • タイム: 10:42:744
    • 平均速度:38.08km/h
    • 平均心拍:177
    • 平均ケイデンス:91rpm
    • APower:276.9w
    • nPower:291.3w


<スペック>


1日目のタイムトライアルは午後からだったので、8時過ぎに出発し会場の榛名湖へ11時ころ到着。受付を済ませたあとは13時半の試走まで時間があるので、車中で仮眠を取りました。前日あまり眠れなかったので眠気がひどく、ここでしっかり寝ておきたかったのですがちょっとウトウトした程度。ウトウトしているうちに続々と集まってくる参加者、当たり前ですがTT機材が圧倒的多数。翻って自分の機材はエアロフレームですらないただのカーボンロード。いちおう50mmディープを履かせているとはいえ、どことなく場違い感が…。せめて腕乗せるやつくらいは準備しておくべきだったか。試走を2回ほどしましたが、途中で緩やかな上りと下りがあるのがややテクニカル。不安だった路面状態は、朝の雨もすっかり乾いて良好。折り返し地点さえ気を付ければ落車の心配はなさそうで安心です。


時間になり整列し出走を待ちますが、本格的なTTスタートの出走台があり緊張してきます。何しろTTは初挑戦。いちおうローラーで11分前後のTT想定ペースを練習したものの、正直付け焼刃感が否めません。スタート地点には多くの観客がいて、嬉しくも緊張感がより高まります。アナウンサーも「TTは楽しむというよりも苦しむという感じですが、選手の皆様全力で苦しんで来てください」という不安感あふれる激励のお言葉。全体的にちょっと雰囲気に呑まれ気味…そしてスタート。


スタート直後に飛ばしすぎないのがTTの基本戦法らしいのですが、アドレナリンのせいか飛ばし気味になってしまい(よくある失敗らしいです)、30秒くらいして気付いてから慌ててペースを戻します。この辺りのペースはパワーメーターで練習した時あたりの数字に落ち着けるよう調整。今回のTTのような短い距離だと心拍数はあまりアテにならないので、パワーが良い指標になりました。しかしキツい。10分台でフィニッシュを想定していますが、ほぼ全力で緩めようがないので苦しさ常時マックス状態。折り返し地点で次走の方にパスされてしまい、復路へ。このあたりでパスさせるためにちょっと緩めてしまったのは失敗でした。復路はひたすら苦しみとの戦い。往路でパスされた選手を登りで抜き返し、下りではパワーが落ちないように踏み込みながらひた走る。路上で応援してくれる人が多く、苦しいながらも元気が出ます。最後はダンシングでスプリントぽくフィニッシュ。非常に苦しい10分42秒でした。4h耐久ソロとかヒルクライムのほうが遥かにマシと思えるくらい。ヘロヘロになりながら補給をして、クールダウンのローラー。


順位は半分よりちょっと上程度。ペースはほぼ想定通りでしたが練習の時よりも若干出力が低く、もう少し踏めたなという後悔があります。また全体的にレベルが高く、もうちょっと上にいけたかと(無謀にも)考えていたのでちょっとショックでした。ハルヒル自体もしかして相当レベル高いんじゃないのか…明日のヒルクライム大丈夫かと、一抹の不安を抱えながら安中のホテルへ。TTは本当に苦しかったですが、多くの温かい応援や、プロっぽい出走台など雰囲気を含めてなんだかんだでちゃっかり楽しみました。次はもうちょっとTTぽい装備で臨んでみたいです。翌日のヒルクライム編に続く。


(夕食は安中の『板鼻館』タルタルソースカツ丼