第29回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 2014 出場してきました
運良く今年も抽選に受かった、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(長い)に出場してきました。
前日受付のため早朝から車を飛ばし昼前に長野県の会場に入りました。ちょっとした練習も兼ねて会場周辺をうろうろと走ったりしたのち、受付完了。ブースは去年より更に少なくなっているような…。そんな中でいい加減買い替えたかったヘルメットが安かったのでゲット。
(UVEX RACE 1)
朝からずっと運転していた疲れもあったので、その日はあまり道草せずに松本市にて夕食→チェックイン→就寝。小心者なのでレース前日はあまりよく眠れないのですが、この日は疲れがうまい具合に眠気を誘い、21時前には眠る事ができました。
当日朝。3時前に起床。雨。まさしく雨。覚悟はしていたのでとりあえず会場へ。4時半すぎには会場に着いたので、真っ暗闇の雨の中、荷物を預ける時間まで車内で仮眠。雨は小康状態になったり強くなったりと安定しません。『荒天のため開催自体を協議中』とのアナウンスまで流れ、一時はどうなることかと思いましたが最終的には『コースを大雪渓地点までに短縮(21km→19km)して開催』となりました。去年に引き続きまた短縮…。路面や降雨の事を考えるとなかなかテンションが上がりません。無理矢理ローラーでテンションを上げて会場へ。はるばる広島から来られたフォロワーさんのいざる子さん(男性です)と落ち合い、談話をしていたらほどなくスタートの時間に。雨は止んでいるけれど道中の天候はどうなるか…。
(6時頃の会場の様子)
スタートは色んなヒルクラ大会で何度も失敗して学習しました。今回は予め前の方に陣取り、スタート直後は一瞬で先頭集団の尻尾に食らいつく。これでこのまま先頭で展開していければ…10分ほどであっという間に離されて、先頭集団ははるか彼方へ。まだまだ先頭で戦えるレベルじゃないですね。気持ちを切り替えてペースが合いそうな人たちと固まり、いつものように心拍数を目安に、上がり過ぎたら無理をせず、ギリギリのラインを保ってひたすらジリジリ登って行く戦法。
前半8kmほどは斜度が緩やかな場面が多く、後半から葛折など厳しい場面が続きます。スタンディングは脚攣りが怖いので多用せず、急斜面では必殺『サドルの前の方に座ってペダリング』で処理。6月の富士HCから使っている技(?)ですが、これは本当に使えます。出力が上がるわけではないですが、普通に登るのとは筋肉を使う感じので疲労が分散される印象。
残り3km地点、最後の給水所で突如霧が晴れて青空が覗きました。この景観、思わず隣で走ってた人と「景色良いですねぇ!」と会話してしまうほど。景観のお陰かどこからか新たなエネルギーが湧いて来ました(これはたぶん少し前に飲んだカーボショッツのカフェインのお陰です)。乗鞍に登るのは3回目ですが、こんなに景色がよかった印象が無かったので本当に感動しました。その後はずっと青空が続き、来て良かったなぁとしみじみ思いながら登っているとあれよという間に残り250m。慌ててスパートをかけてフィニッシュ。手元のガーミンでは63分台でした。
スタート地点とうってかわって、嘘のような晴天。むしろ下界より暑いんじゃないかと思う程でした。ぼくらのクラスが後方スタートだったこともあり、ちょうど良い時間にフィニッシュ出来たようです。真っ青な空と森林限界の岩肌が織りなす景観は乗鞍独特の素晴らしさ。レースの疲れもどこかへ吹っ飛びました。
無事の下山後はいざる子さんと、同じ広島から来られたミッチーさん(ずっとウッチーさんと呼んでました…すみませんでした…)と合流し、今日の健闘を讃え合いました。短時間でしたがお話できて楽しかったです。
リザルトはクラス19位/238人と、去年より30位くらいランクアップしていました。去年と違い今年は万全の体調で望む事が出来たのが大きいです。とはいえ、相変わらずきつい場面で踏み込みを緩めてしまう場面があったり、スパートかけるのが遅かったりなど、課題も残るレースでした。来年も抽選に受かったら少しでもタイムを縮め、1つでも上に行けるよう頑張ります。
(下山中の1枚。霧が多かったです)
自己評価点
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- 10分だけだが先頭で展開できた。
- 脚が攣ることなく最後まで溜められた。サプリが効いてる気がする。
- 回転重視で走れた。
自己反省点
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- きつい場面で踏み込みが甘く、守りに入ってしまう事がある。
- ファイナルローを使ってしまった。
- スタンディングが少なかった。サプリ飲んでるからもっと思い切って踏める場面もあったと思う。
- スパートが遅かった。