固定ローラー台 MINOURA LR760

新しいローラー台、MINOURAのLR760を購入しました。


3年ほど使っていたMINOURAの固定ローラー台(ショップオリジナルで、VFS150ユニットを使用したタイプ)の、抵抗ユニットを当てるためのネジが舐めてしまい、毎日セッティングするのにかなり時間がかかっていました。だましだまし使えない事も無いのですが、調子の悪い機材を使い続けるというのもモチベーションに影響するので思い切って買い替えました。


VSF150は負荷固定モデル(負荷そのものもかなり軽め)でしたが、今回のLR760は負荷のレベルを13段階で可能なタイプ。理論上は1,300Wの負荷まで掛ける事が可能らしいです。最小負荷でもそれなりに重い感じですので、最大負荷は多分ぼくでは踏めないです…。


LRシリーズは、iPhoneと専用のレシーバー(別売り)を組み合わせる事で擬似コーストレーニング、サイクルコンピュータとして使用する事が可能です。サイクルコンピュータはANT+の規格が使えるので、ガーミンの心拍計とスピード・ケイデンスセンサーを流用可能(iPhoneとガーミンのサイコン両方で、同時に情報を受信可能です)。さらに、負荷レベルと現在のスピードからパワー(ワット数)を割り出し、表示する事が出来ます。このワット数計測が今回の購入の決め手となりました。もちろん専用のパワーメーターよりは正確さは落ちるでしょうが、参考値としては十分使えそうだったので。これでやっとパワー基準のトレーニングができます。

(専用アプリLiveTraining使用中の状態。ワット数が出るのが嬉しい)


少し乗ってみた感想としては、負荷を強めると実走感よりも筋トレ感が強くなります。悪い意味ではなく、なんというか平地ではなくヒルクライムで登っているような感覚に近いです。負荷が強い状態で回す場合、ペダリングにムラがあると音で分かるので(音にもムラが出る)、回す意識を常に持てそうな感じです。また静音性ですが、260Wで少し試してみたところ、そこそこ静かでした(脚に振動吸収用のゴムパッドを敷設した状態)。前モデルより音が大きいと嫌だなと思っていたので良かったです。これで毎日のトレーニングがより捗りそうです。