富士スバルライン 試走

2週間後に迫った富士ヒルクライム。大会前の試走に行って参りました。友人と連れ立って行く予定が時間になって何度電話メールしても起きて来なかったので単独での富士吉田入り。天候は素晴らしく、大会当日もこれくらい晴れてくれれば最高です。


 北麓公園の駐車場に停車し準備。自分の他にも多くのクルマ輪行組みが停車して準備をしていました。軽く朝食を摂ってからウォーミングアップでスバルラインの手前計測地点まで。本番の計測地点あたりからいちおうガーミンをスタートさせて走行開始。と、いきなり料金所でクルマの渋滞に巻き込まれ一時停止。気を取り直し200円を払い、改めてスタート。レースペースを想定して心拍90%をターゲットに走行。


 1合目までは7%前後の斜度が続き、ステージ全体でも厳しいゾーン。1合目を抜けるとしばらくは斜度が緩くなるので踏み時です。ケイデンス高めの80前後を維持しつつ、R-SYSにしてからあまり使っていなかったスタンディングを取り入れながら走ってみましたが、イマイチ踏み具合が分からず試行錯誤。ギアを3枚くらい上げて体重を乗せると良い感じになりました。3合目を抜けたあたりで心拍に異変…ではなくガーミンの心拍表示がおかしくなり、200を超えたかと思えば90になったりと、まるで参考にならない状態に(´・ω・`) 仕方ないので感覚で追い込み気味ペースを想定し登り続けますが、イマイチ追い込んでいる感覚に持っていけず。最後の2km直線→500m激坂もそれほど追い込めずにゴール。


 5合目のあたりでは駐車場に入るバスのため停止も2回してしまい、想定したレースペースでの走行は出来ませんでした。タイムは79分と、追い込み無しとはいえ不本意な結果。とはいえ、不本意だろうが今から2週間で何が出来るわけでもないので、本番では100%の力を出し切れるようにしようと気持ちを切り替えて一度下山。1合目付近の駐車休憩場まで降りてから2本目スタート。


 2本目はタイム度外視でスタンディングの感覚を掴む事に専念。専念とはいうものの、1本目でかなり体力を消耗してしまったので思うように脚を回せていません。ただ登るだけではなんのトレーニングにもならないので、スタンディングの筋トレみたいな感じで登りました。なんとなく感覚を掴めて来たので、あとは近場でも練習して本番では積極的に取り入れて行きたいです。2本目の道中ではややハンガーノック気味になってしまいました。そういえば1本目からここまで羊羹半分しか摂っていなかった…。無理をせず休み休み登り、良い景色では立ち止まり写真を撮るなどしました。


 2本目も無事5合目到着し、速攻で下山。確実に栄養が足りてないので素早く駐車場に戻りました。駐車場に戻った時点で98kmだったのでその辺をうろうろして2kmみみっちく稼ぎ、この日の走行距離は100km,獲得標高2,470m。標高は稼げましたしスタンディングも試せたので良い練習になりましたが、2回登るくらいなら1回できっちり出し切ったほうがよいですね…。