第28回ツール・ド・八ヶ岳 出場してきました

去年に引き続き、第28回ツール・ド・八ヶ岳に出場してきました。



 いつものように前日入りし、長野県 八千穂高原の会場へ。月曜日からずっと「日曜は雨模様」と脅されていた天気ですが、当日までは分からないようで気が抜けない状況です。1年前も同じ時期に同じルートを通って長野に来ているせいか、去年の大会の事がつい先日のように思えてきます。試走のあと受付とブース周りをしましたが、今年のブースはどうも去年より出店が少なめ。参加賞もふつうのタオル(スポーツ系の厚手のやつではなく、粗品とかで貰いそうな薄手のやつ)でちょっと残念でした。宿は望月町にある古い旅館に素泊まり。宿の方の接客が非常に丁寧で気持ちよく泊まる事ができました。膝の調子は快方に向かっているので、本番も何事も無ければよいのですが。

(去年はこの辺りでフォロワーさんにスイスイ抜かれました)


当日は6時前の駐車場へ到着。去年と同じく早く着き過ぎましたので仮眠とアップをするなど。封印されし左膝はわりと調子良さげで痛みもなく今のところ一安心。雨は降りそうで降らない状況です。なんとかレース終了までは持って欲しいところ。雨よりも寒さが厳しく、ハーフのタイツではだいぶ冷えます。ウォームオイルを入念に擦り込みますが効果はどれほどか。出走待ちの際にトイレに行ってみたら長蛇の列で、済ます内に出走時間5分前になってしまいました。クラス内では最後方気味でのスタート。


前回は前半からオーバーペース気味で後半失速してしまったので、今回はいつものヒルクライムペースで、心拍90%付近をターゲットに。ツールド八ヶ岳のコースは前半が割ときつい斜度があるので、そういう箇所は無理せずギアを落として捌く感じにしました。ちょうど自分と同じくらいのペースの人が居たので、その人となんとなく協調体勢を取りながら登ります。後から来た他のクラスのトップ集団にガンガン抜かれつつも自分のペースを保つ事を念頭にじっと我慢。…していたつもりが、中間地点のスキー場手前でなんと脹脛が攣ってしまう事態に。去年より心拍ペースを落としていたのに…。脹脛に合わせて太ももまでピクピクの黄信号。ぬわー。山練が少ないのが祟ったか。後半に向けてダンシングを温存する作戦がフイになりました。仕方ないのでシッティングでジリジリと登るしかありません。


スキー場を超えたあたりから寒さも増して来て、足指は冷えきりウェアの汗は凍ってます。ジリジリのシッティングで辛抱しつつ、自分よりちょっと早めの人に抜かれてからコバンザメする姑息な戦法。スキー場から先はコースの緩急を殆ど覚えていないので、残り何キロかも分からない。そうこうしているうちに「残り1km!」との声援が。いつの間に。スパートを掛けようにもダンシング出来ないので、シッティングでケイデンスアップしてなんとかゴール。最後の追い込みもイマイチ出し切った感じがない…。それでも流石に25kmの長丁場、ゴールの感慨はひとしおでした。麦草峠はちょっとだけ晴れ間も見えていましたが、気温は氷点下。いそいそと防寒着を装備し、下山へ。急なカーブは少なく、下りもそこそこ安全なコースだなと思いました。

(ゴール付近)


スキー場(会場)でなめこ汁を頂きました。美味い!(写真を撮ろうとしたらiPhoneが低温で起動不可に…)外気温に加え下山で冷えきった身体に染み渡ります。リザルトが張り出されるまで待ち、確認してから駐車場まで下山。結果は78分でクラス18位/99人。途中同クラスの人に抜かれた記憶がほとんどないので、スタートで先行している人たちを捕まえられずにそのままゴールしたようです。総合は12%圏内でした。コースの緩急の下調べやペースシートなど作っていればもっとやれたなと今更ながら後悔の気持ちが強いです。単純にトレーニングする以外でも順位やタイムを上げるためにやれる事を、今回はなんとなくシーズン初期だからとおそろかにしてしまっていた感じ。


今年2度目の出場となったツール・ド・八ヶ岳。通算28回目ということで、地元のイベントとしても根付いているようで声援やサポートに暖かみを感じられる良い大会だなと感じます。道路にチョークで応援の文字があり感動しました。来年もまた出場したいイベントの1つです。

リザルト(手元のガーミン調べ)

    • 距離: 23.26 km
    • タイム: 1:17:22
    • 平均速度: 18.0 km/h
    • 平均心拍% 89%
    • 平均ケイデンス 83rpm

自己評価点

    • 膝が痛くならないで走り切れた
    • 回転重視で体力には余裕のある走りができた
    • 補給はほぼ想定通り
    • 何度かドラフティングに相乗りできた

自己課題点

    • 半分も行かないうちに左膝脹脛が攣った
    • 右太ももも攣った
    • 攣りそうになるとダンシングできない
    • 残りの距離が分からないのでピークを持って行きづらかった
    • 体力を使い切ってゴールした感覚ではない
    • コースを研究しないで臨んでしまった
    • 若干の睡眠不足

スペック

    • フレーム:Eddy Merckx EMX-1 (2010)
    • すべてのコンポーネントUltegra 6700系
    • ホイール:Mavic R-SYS
    • タイヤ:F:Mavic GripLink R:Mavic PowerLink
    • その他備品:水ボトル,Garmin Edge 705

補給食

    • 朝食(おにぎり×2、チョコパン、微糖コーヒー)
    • 水200mlくらい
    • PowerGel(カフェイン2倍タイプ)