写真を沢山撮ろうと思ったこと

新年あけましておめでとうございます。今年もTwitterならびに本ブログをよろしくお願いいたします。

 昨年の暮れ、といってもつい数日前になりますが、めでたく仕事も収まりました翌々日、中学来の親友二人と計三人で久しぶりにドライブなどをしておりました。その夜、少々贅沢にも焼肉などを頂きましたあと、アルコールの入った身体で気分良く友人宅にお邪魔し、友人の彼女が作ったケーキをぱくぱくと頬張っていたのですが、酔いどれの親友が何か思いたったのか突然、昔の写真を彼のもつ大きなテレビにネットワーク経由で映し出しました。


 その写真はもう4〜5年も前になりましょうか、その親友ら二人とぼくを含む五人で行った旅行の写真で、鹿児島に一泊二日で行った強行軍の記録が、朝から晩までそれは細かに200枚以上も収められたものでした。最初の地元駅への集合から、最後に返って来た空港まで、ぼくがばっかばっかとカメラで撮ったものを、旅行後メンバーに渡していたものです。ちなみにこの時は一泊という強行軍だったため、指宿と鹿児島市内、桜島にいって終了しました。


 スライドショー形式で眺めていたのですが、写真をみる度に、ああこんな場所いったなぁ、とか、そういえばこんなのあったなぁ、とか、眺めているとその記憶と感情が蘇ってくることに不思議な感慨が湧いて参りました。4年も前の事柄で、けっこう覚えていることもあれば、忘れていることもあり、それが各人違っていてそれを語りあうのがまた楽しいなぁと、当たり前のことなのですけれども今更ながらに写真というか、記録している事の楽しさを感じた良い日でした。


 いちおう素人ながら写真による記録の楽しさを列挙してみるとこんな感じです。

  • 見ているだけで写真が記憶のフックになり、何かしら思い出すこと。
  • とにかく細かく撮っていれば一日の流れがわかること。
  • 写真は下手でも構わないし、下手な方があとでネタになる場合があること。
  • 風景画や食事の写真より、人物が入っているものや変な看板とかの方がみていて楽しいこと。
  • そういった写真を、みんなで集まって軽く酒が入った状態で見返すと最高に楽しいこと。


 旅行という特殊なイベントでは尚更そうですが、逆に日常の風景もふとした折にライフログ的に写真にとどめておくと、後で見返して思い出したり楽しめたりするのではないかなと思ったので、もともと写真は撮る方なのですが、今年からはもっとたくさんどうでもいい日常を写真に収めておこうと思ったのでした。


 思い出のかけらは撮った写真にたくさん覚えていてもらうことにして、2011年のぼくの頭の中、すこし空いた分何を考えていきましょうかね。