バーチャロン・フォース メモリアルボックス15

7月に予約していたXbox360電脳戦機バーチャロン・フォースが12/22に発売し、発売日に無事手元に届きました。



 このゲームはぼくはかなり思い入れがあり、中学の時に初代バーチャロンを触って以来のファンです。当時3Dでロボットの超高速アクションゲームというのは斬新で、その独特な操作系統(ツインスティックという、二本の棒)とスピード感、魅力的なメカデザインに一気に虜になりました。

 表題のフォースは3作目にあたり(注1)、2VS2というこれまた当時では斬新なコンセプトで登場したものの、プレイ料金の高さや設置店舗の少なさ・独特の機体支給システム(プレイしたい機体をゲットするのに運とお金がかかる)から満足にプレイすることができず、楽しいながらも欲求不満が残るゲームでした。

 そのフォースが、稼働から9年ついに家庭用ゲームに移植されることになりました。9年前のゲームが移植されるということにも驚きですが、コアとはいえ決して多くはないユーザーのために家庭用に移植してくれたセガには大感謝です。


 2日プレイしてみた感触では、まったくアーケードと同様の挙動です。ゲームの核であるオンライン対戦モードでは、たまに酷いラグに遭遇することがあるものの、通常の回線なら殆ど問題ない反応レベルで対戦を楽しめました。今回は勝率ではなくプレイ内容によって順位が決まる方式となっています(試合で負けてもプレイ内容で1位になったりすることもあります)。共闘という性質上、勝ち負けでスコアリングされてしまうとどうしても自分のせい、相手のせいとなりがちなので、この方式はなかなか良いと思います。

 前作のオラトリオ•タングラムでは、上級プレイヤーはまさにニュータイプといった超絶高速反応する人がゴロゴロいて、そういう人にはとうてい勝てる気がしなかったのですが、今回のフォースは比較的ゲームスピードが遅いのと、共闘という性質上協力することで個人の実力差を補える部分があるので、初心者にも比較的オススメしやすいゲームだと思います(バーチャロンの中では)。専用の高いツインスティックがなくても、パッドのツイン操作ならほとんど遜色無い動きをすることもできます。

 しばらくはゲーム三昧の日々が続きそうです。なにしろ9年待ったものですから…。



 ちなみに、90種類以上ある機体のうち、メインで使用しているのは上のアファームドTBという機体です。