2015 第29回 ツール・ド・八ヶ岳 出場してきました

今シーズン最初のレースとして、ツールド八ヶ岳に出場してきました。


<前日の試走にて>


<結果>

    • クラス順位:11位 / 157人中
    • タイム: 72分
    • 平均速度:20.8km/h
    • 平均心拍:171
    • 平均ケイデンス:79rpm
    • nPower:266w


<スペック>

    • フレーム:Eddy Merckx EMX-1 (2010)
    • コンポ:Dura-Ace 9000系
    • 車輪:Mavic R-SYS + Continental GP4000SII + ラテックスチューブ
    • その他備品:CCDドリンク、パイオニアペダリングモニター
    • 朝食:おにぎり2つ、パン、バナナ
    • 補給食とサプリメント:ZEN NUTRITION Before Activity, 梅丹2run, カーボショッツ
    • 車重:たぶん7.3〜7.5kgくらい


試走と受付を行うため、前日は12時前に現地入り。受付会場の八千穂高原スキー場は、晴天と言って良い天気ですがかなりの強風でした。まずは試走のため下るも、強風であわやハンドルを取られそうになる場面も。当日は凪いでほしいです(というかまずは晴れてほしい)。試走は無理をせずコースの変化を思い出す程度で、心拍数もあまり上げずに登りました。1年ぶりでも走ると思い出すものです(一昨年はこの辺りでフォロワーさんに抜かれたなぁ、とか)。レース中は余裕がなく堪能できない白樺も、試走ではその景色を楽しみながら登りました。試走後は受付を済ませ、早めの夕食と宿にチェックイン。21時早々にはベッドに着きました。


<夕食は『佐久の草笛』野菜てんぷら蕎麦>


当日は4時半に起床し5時半頃には駐車場へ着き準備。20分ほどアップをして心拍数を95%くらいまであげておきます。コンディションは自分なりに良い感じです。天気はだんだんと曇ってきていますがそれほど冷えてはいない。早めにトイレを済ませてのんびり出走を待ちました。ペダリングモニターの校正を確認し、ほぼ定刻通りにスタート。

<写真では小さいですが空撮のドローンが飛んでいました>


10人ほどで形成された先頭集団に、まずは無謀にも着いて行きました。最初は心拍もそれほど上がらなかったので、いけるかな?と思いました…が、斜度がきついシーンで踏み切れず、住宅街を抜けたあたりでオーバーペースなのを確信しあえなく集団から脱落。乗鞍の時よりは長く着いていけたものの、まだまだ力不足です。情けなくも自分だけが脱落したので、1人でしばらく進んでいましたが後ろと前から同じクラスの人が来たのでなんとなく協調体制を組んで登ります。中盤の平坦区間でローテーションできないとかなりタイムに影響するので、この協調体制は有難い。スタート直前に飲んだ2runが効いたのか、いつも脚が攣りはじめる中間地点のスキー場でも痙攣せずに済んでペースを保てました(ただ、なぜか手の指が攣りました)。カーボショッツを補給して後半戦。


後半区間は九十九折もあるのであまり無理をせずじりじり。幸いにも協調メンバーの速度も同じくらいだったのでそのままじりじりと登りました。終盤では後ろから上がってきた他のクラスの集団と合流し、下り区間を良い速度でクリア。そのまま最後の登り、ラスト500mで最後の力を振り絞ってスプリントし、なんとか同クラスの選手を躱してゴールできました。


ゴール地点は雨がぱらついていましたが、それほど寒くはありませんでした。とはいえこのままだと本降りになりそうなので、レインウェアを着込んで早々に下山。会場のスキー場まで戻った頃には本降りに。無料サービスのなめこ汁を頂いてリザルトの速報を待ちました。リザルトを確認したあとは早々に駐車場まで下山。スピードが出ると打ち付ける雨も強く、レインウェアで正解でした。


昨年より6分短縮、順位も6つほどあげることができ、シーズンの最初にしては良い成績を出せました。コンディションも良く、ペースもきっちり管理でき、脚も攣ることもないと、今の自分のベストが出せた感触があります。裏を返すと、これが自分の真の全力だということ。先頭集団でやりあえる実力はなく、千切れたときはっきりと壁を感じました。ここまでくると一朝一夕でなんとかなるものではないので、これからも少しずつ積み重ねていきたいです。


<前日の試走にて>