奥武蔵ロングライド 白石峠〜龍勢〜二本木峠

ツイッターのフォロワーさんと埼玉・奥武蔵方面の周回ライドへ行って来ました。




(定峰峠・寂照院の不苦労ダルマ)


 1ヶ月程前にフォロワーさんのさんにえさんから秩父ライドへのお誘いを頂いたのがきっかけ。前回さんにえさんが回られたルートを拝見すると、なかなかの峠越え感。それに倣い、峠3本の周回ルートを引きました。引いてみてから気付きましたが獲得標高2,500m近くあり、そもそも自分が最後まで保つかが心配。


(自分の自転車が主張してる絵面でとても申し訳ない)


 当日朝は明覚駅に集合。駅を訪れるのは実は初めてでしたが、木の町ときがわらしい木造の駅舎がなかなか粋です。ほどなく登場のさんにえさん、統一感のあるLOOKがカッコいい。筋トレをされていてナイスマッスル。そしてもてぎ7hを10位台で完走され、直近の大会では優勝を飾るなどその実力は折り紙付き。まずはセブンイレブンで補給を行い、最初は白石峠へ。ところどころある紅葉が山を賑わせており、天気もからりと晴れていてとても良い感じです。さて自分ですが、ヒルクライムは1ヶ月振り、体重増、久しぶりのR-SYSと不安要素てんこもりながらもPBを更新すべく挑戦。さんにえさんの車載カメラがある手前、下手な走りはできぬ…と密かに意気込み。結果、PBより1分以上遅れてさらに脚が攣る。NUWA-。おそらく妙に強い北風のせいです。堂平天文台まで登ましたが、空気が澄んでいて遠くまで見渡せるためとても気持ち良い。


 天文台からは定峰峠を西側へ下り、ジェラテリアHANAで一休み。相変わらずジェラートが美味しい。補給後は秩父市街を抜けて秩父宮杯コースのプチ峠を越え、龍勢へ。自分は参加した事がないのですが、かつて龍勢HCのコースになっていた道をなぞります。363号からのヒルクライムコース。序盤はチョロチョロ、鳥居を越えたあたりから峠が牙を剥く。ここでさんにえさんも牙を剥く。かつてヤビツで魅せたアタック攻撃(二重表現)。やはりこのパンチ力が凄い。自分にはない武器です。必死についていき、抜きつ抜かれつ苦しさを楽しみました。HCコースのゴールらしき場所を抜け、石間峠に到達。ここからは南への下りでしたが、道が狭く砂利や穴ぼこ、そして落葉が多くなかなか難儀しました。景色も鬱蒼な中に紅葉がちらほらあるなど、なかなかの秘境感があります。


 秩父華厳の滝を(いつの間にか)越え、皆野町のコンビニで休憩したあとは最後の峠、二本木峠(西)。タフな峠を2本越えたあとにこれはキツい。迷わずファイナルローでじりじり登ります。生き残る事が先決。この峠、一気に標高が上がるのと、ポピー畑があるため、非常に開けた景観で美しい。美しいけどヘトヘト。なんとか登り切り、ふれあい牧場へ着いたときには日が傾きはじめていました。ここから二本木峠(東)を下り、東秩父村方面から東進し273のプチ峠を越えてときがわベースへ帰着。着いたころには陽も暮れかけていました。ときがわベースで小休憩し、明覚駅へ戻りゴール。115km、獲得標高2,470m。8時半に出発し17時にゴールと、朝から日暮れまで走ったのは何年振りだろう…。相当なヘトヘト感。


 道中、さんにえさんとはずっと話ながら走っていましたが、色々な話題で盛り上がり、とても楽しいひとときを過ごせました。また自分は1人だと後半ダレてくる悪い癖があるのですが、さんにえさんが追い込んでくれたお陰で最後までダレることなく走りきれました。ありがとうございました!今回は3つの峠を越えるルートでしたが、それぞれ景色がまったく違う感じで、頂上の開けた景観あり、秘境感あり、丘陵のようなパノラマありと、我ながらなかなかのオススメルートだと思います。